ほらもう誰も今年の干支のこと覚えてない

今年は2023年であることとか、令和5年であることは分かっている。薄々「そんな経った?まだ令和3年くらいじゃない?」とは思っているけど、データではそうなってるから仕方なく理解はしている。

でも、今年の干支のことなんてほとんどの人が覚えていない。聞かれたら「えーっと確か、卯年?」とはなるけど、それを意識して毎日を過ごしている人は滅多にいない。

西暦や和暦は色々な所で目にするし、書類とかに記入することもあるけど、干支を書く機会なんて年賀状を除いて皆無だ。

 

あまりにも薄情すぎる。みんなあんなに年明けの頃はチヤホヤしてたじゃん。「卯年らしく、大きく跳ねるような一年にしたいです。」とか言ってたじゃん。それがたった8ヶ月経っただけでこれだよ。というか1月の後半くらいから誰も触れなくなってたよ。

卯があまりにもかわいそう。あんだけ今年の主役ですみたいなお膳立てされてたのに、たった半月でお役御免だよ。あとはもう年末に辰へとバトンタッチする要因でしかない。

だから俺が今日卯について書く。真夏の盛り、誰も干支のことなんて気にしていない今日だからこそ書く。それが、今日まで忘れていた俺にできる唯一の贖罪だ。

 

 

ということで卯について書いていこうと思うんですけど、その前にいちいち卯って書くのが面倒なのでウサギ表記にします。ここまでずっと卯年って打ってから年を消していて、ストレスだったので。

では改めてウサギについてですけど、特にないですね。あまり思い出がない。従兄弟の家で飼ってたくらいしかない。

そういえば毛の生えた動物全般にアレルギー持ってるので、従兄弟の家に行ったらくしゃみばっかしてた記憶があります。あと、動物園で見たデカいウサギがちょっと怖かった思い出がありますね。

もう無いなあ。あ、童謡の『故郷』という曲の中に「うさぎ追いしかの山」って歌詞があると思うんですけど、それを『ウサギ美味しい』だと思ってた、という誰もが持つあるあるを抱えています。

ウサギ美味しいで思い出したんですけど、去年ウサギを食べました。確かスペイン料理屋に行ったときにあったもので、ウサギが丸焼きにされてました。思ってたよりウサギがウサギのまま出てきて怖かったんですけど、味はまあ食えるものでした。

鶏胸肉の食感に鶏もも肉のジューシーさを加えて、後味が複雑、みたいな味。鶏っぽいねと一緒に食べた友人と話してました。

珍味ってとりあえず鶏っぽいと言っておけば良さそうです。ワニとかカエルとか。調べてみたらwikipediaに鶏肉みたいな味という項目がありました。全世界共通みたいですね。

 

鶏肉みたいな味の話になってしまったのでここまでです。これでウサギへの贖罪ができたんじゃないでしょうか。

来年に備えて、辰料理を出す店を探しておきたいと思います。なかったら竜田揚げを食べます。