アツアツのティッシュ

夏が来てしまったっぽい。

非常に困る。どれくらい困るかっていうと、すごく困る。ここから暑さは悪化していく一方だと考えると気が滅入る。

 

もちろん屋外も暑いんだけど、車の中も暑い。むしろ、車の中の方が暑い気がする。サンシェードをつけているとはいえ、密閉空間で熱せられているので、ちょっと笑い事ではない温度になっている。

しかも、僕の車には一つだけ致命的な欠陥がある。それは、冷房が効かないということだ。エアコンを起動しても、熱風しか吐き出さない。業者に見せに行ったら、修理に10数万するらしいので諦めている。

なので運転するときは窓を開けているけど、そんなものは焼け石に水だ。焼け車に風と言い換えてもいいかもしれない。そもそも外気温が高いのに、風が入ってきたところで多少マシになる程度だ。車内の温度は一向に下がらない。この時期は汗だくで運転している。

 

そんな車に乗っていて、困ることが一つある。いや一つどころではなく大量にあるんだけど、とりあえず今回は一つだけ挙げる。

それは、ティッシュがアツアツになってしまうことだ。

車内にティッシュを置いているんだけど、運転中も駐車中も車内温度が下がる要因が一切ないため、常に熱を帯びている。いつだって出来たてホカホカのティッシュをお届けできる。

お弁当とかならホカホカでも嬉しいけど、ティッシュだと別に嬉しくもなんともない。気持ち悪いというわけでもないけど、なんというか異質感はある。上手く言えないけど、「間違っている」という感じをひしひしと感じる。