華麗なるサイドステップ

もう夏を堪能したので、早く秋になってほしい。

 

僕が夏を嫌う理由は2つあって、1つは暑いからでもう1つは動物がうようよしだすから。動物、特に虫が至るところに発生するのが本当にダメ。涼しくて虫がいない夏なら僕だって受け入れる。

虫に出くわすたびに「うおっ」とか「んひっ」とか情けない声を上げてビビっている。どうしてあんなにダメなんでしょうね。昔はまだマシだった気がするんですけどね。

 

この時期だと、道を歩いているだけで奴らに出くわす。空を飛ぶ虫とか、地を這う蜘蛛とか、歩いている蟹とか。当然当たりたくないし、踏みたくもない。しかし、前に向かって進行しているので、急には止まれない。

そういうときは、大体サイドステップを決めている。「ひゃー」とか言ったりしながら、華麗なるサイドステップを決めている。

 

突然大きめなサイドステップをしてしまうので、後ろから見ている人がいたら、不審者だと思われるかもしれない。別に不審者だと思われるならそれでいい。奴らと衝突するよりはまだマシだ。