靴と鞄

僕の中でどっちがどっちだったっけってなる漢字の筆頭である。どっちがクツで、どっちがカバン?

普段はスマホで文字を打っていて、仕事のときもほとんどパソコンしか使わないので、文字を書くことはほとんどない。書くとしても軽いメモ書きとか住所氏名くらいだ。

でもたまに、ちゃんと書かないといけない場面に遭遇するし、ごくごく稀にクツかカバンを漢字で書かないといけないシチュエーションに出くわす。具体的にどんな場面だったかと聞かれると、全く思い出せないけど。

 

そういうとき、大抵どっちだったっけとなる。とりあえず「革」を書いて止まる。革を書いて、隣に「化」を書いて、これどっちだったかなあとなる。そして、靴がどっちだったかは分からないけど、もう片方は革偏に何だったかなあと考え始める。

「靴」と「鞄」、こうやって見るとあんまり似ていないのに、なぜかごっちゃになる。同じ革偏で、同じ身の回りのものだからなんだろうか。

 

こんなときは、漢字の成り立ちから考えるのがいいだろう。「革」が大きく変「化」して、足の形になっているから「靴」であり、「革」が物を「包」んでいるから「鞄」だ。正確には「包」じゃないけど。

よし、これで覚えたぞ。「革」が足を「包」んでいるから「鞄」がクツで、「革」が物を入れられる形に「化」けているから「靴」がカバンだ!

あれ?