パスタサラダの功罪
晩飯を買おうとコンビニに寄って、最近野菜が不足してるなと思ってサラダコーナーに向かった。一通り物色したあと、パスタサラダを見つけた。甘辛鶏からパスタサラダみたいなやつ。
これはいいなと思って買った。食べた。美味しかった。
その後でシャワーを浴びながら気が付いたんだけど、あれはサラダではない。いやサラダかもしれないけど、僕が思っていたサラダではない。
あれは、パスタだ。すごいパスタとサラダが対等な感じを醸し出しているけど、どう考えてもパスタに比重が偏っている。9:1でパスタ。
副菜ヅラしてるけど、お前は主食寄りだ。という主食だ。それ単体で食事となりうる割と優秀な料理だ。お前に近いのはきんぴらごぼうではなく、親子丼だ。
どう考えてもサラダじゃない。サラダと言い張るには野菜が少なすぎる。そして、炭水化物が多すぎる。真逆の存在だろ。あと、野菜より遥かに存在感のある唐揚げが乗ってる。マヨネーズもかかってる。これがサラダだというのならハンバーグもサラダになるわ。オニオンサラダ(挽き肉入り)と呼べる。
なんか無茶苦茶パスタサラダをディスってしまったんですけど、パスタサラダは好きですよ。たまに食べます。サラダと言い張りながら全然サラダじゃないところが好きです。健康志向と好きなもの食べたい欲の間の抜け道をするっと抜けていく感じが良いです。
そんな裏技みたいな存在が、パスタサラダの功績であり罪なのかもしれません。