日曜日よ、来ないでくれ

次の日曜、18日には3つの決戦がある。

まず1つ目は、承久の乱だ。大河ドラマ、鎌倉殿の13人の最終話。乱自体の流れは知っているけど、その後がどうなるかまったく予想がつかない。

ついにすべての頂点に立った執権義時は、果たしてどんな最期を迎えるのか。どんな報いを受けるのか。前回の話で歴史に名高い北条政子の演説が、それはそれは見事に描かれたので、否応無しに最終話への期待が高まる。1年間見てきて、なんなら結構早い段階で日曜18時に予定を空けるようになった僕にとって、絶対に見逃すことのできない話だ。

 

もう1つは、M-1グランプリだ。その年最も面白い漫才師を決める祭典だ。史上最多のエントリー数となり、ここまでの激戦を勝ち抜いてきた9組の漫才は、ぜひとも見たい。そして、そこに割って入る1組を選ぶ敗者復活戦もぜひ見たい。これを見なければ年を越せないのだ。

 

そして最後の決戦は、このどちらを見るかという僕の中でのチャンネル争いだ。もちろんどっちも見たい。どっちもリアタイしたい。ただ、僕の家にはテレビは1つしかない。いや、仮に2つあったとしても両方見るという器用な真似は僕にはできない。どちらかを選ぶしかないのだ。

は?そんな酷な選択を迫られてるの?いや、数ヶ月前からこの状況は危惧してたけどさ。ありえるな〜とは思ってたけどさ。それにしてもないよ。鎌倉殿もM1も両方生で見たいよ。

大河は18時からのBSで見るので、完全丸被りは避けられたけど、それでも18時34分開始のM1と25分の被りがある。つれ〜。

大河を見終わったあと、即座に録画していたやつを追っかけ再生して、追いつけるかどうかの戦いだ。M1は1組目が始まるまでが長い。煽りVがわんさかあるし、CMも頻繁に入る。そこでどこまで詰められるかが鍵だ。去年の大会だと、1組目が始まるまで大体40分くらい。

いけるかな〜。いや、これで行くしかないんだけどさ。なんとか間に合うという希望的観測で行くしかない。両方見たいけど、両方が見られない。日曜日に早く来てほしいけど、日曜日に来てほしくない。そんな矛盾した気持ちを抱えながら今週は過ごしていきます。