買い替えのタイミング

貧乏性の一面があるので、中々物が捨てられない。もしかしたらまだ使うかもしれないと思って、多分使わないであろうものもとりあえず残してしまう。

そんな性格なので、中々物を買い替えられない。よく言えば物持ちが良いと言えるけど、単に捨てられないだけだ。多分買い替えたほうがトータルで見れば絶対にいいとは分かってるけど、まだ使えるしと考えてしまうし、新しく買うものを検討する手間を面倒くさがって、使い続けてしまう。

一方で、買い替えでなく買い足しならできる。家具とか家電とか服とか、これが足りないなと思ったものは割と躊躇なく買える。まだ使えるものが家にあるのに買い替えるなんてもったいないという貧乏性が染み付いてしまっている。

 

そんな僕が物を買い替えるタイミングは、実害が出たときだ。

今日電車に乗ろうとして定期をかざそうとしたら、定期がなかった。僕は普段定期をスマホケースに入れているんだけど、そのケースがゆるゆるになってよく定期が落ちかけていた。

普通なら落ちかけている時点で買い替えを考えるんだろうけど、僕は「まあまだ完全に使えなくなったわけじゃないし」と思ってほったらかしていた。前にも一度定期が落ちたことがあったけど、そのときは家の中で気付けたし、そこまで大事にならなかった。

その時限爆弾が最悪な形で爆発した。結果的に定期は家に帰ってから床に落ちているのを発見したので再発行はせずにすんだけど、もう限界だった。

即座にAmazonで新しいケースを注文した。僕はここまで信頼して大事にしてきてやったのに、その信頼を裏切った奴に情けをかける必要なんてない。ここだけ切り取ったら悪役みたいだな。

こんな感じでギリギリまで使い続けて、事故が起こってから買い替えをしている。絶対に事故が起こる前に予兆はあるはずなので、それを機会に買い替えるべきなんだけど、それができない。