ミスドの選択

あなたはトレーとトングを持って色々なドーナツが並べられた棚の前にいます。お腹の具合からして4つくらい食べられるでしょう。さて、何を選びますか。これが先程僕が直面したかの有名なミスド問題である。

ミスドには色々なドーナツがある。恒常メニューにも沢山の種類があるし、期間限定のドーナツも色々ある。色々食べたい。行くたびにドーナツを変えたい。でもできない。

4つ選ぼうとすると、まず2つが埋まる。フレンチクルーラーポンデリングだ。ミスドに行ってこの2つを外すことは考えられない。ミスドでも行くか〜となったときにはそれはもうニアイコールでフレンチクルーラーポンデリングを食いたいってなったときだからだ。

厳密に言えばより熱意があるのはフレンチクルーラーだ。色々なドーナツがあって、そことはまったくもってレベルが違う高みにポンデリングがいる。そしてその遥か彼方、雲の上にフレンチクルーラーがいる。僕の中ではあそこはミスタードーナツではなくミスターフレンチクルーラーフレンチクルーラー屋が色々なドーナツを売っている。

話がそれた気がするけど、とにかくフレンチクルーラーポンデリングは外せない。これは僕が示せる最大級の誠意だから。これで2/4、半分が埋まった。

僕のミスド史において、この二本柱が長い間基本だった。まずこの2つを確保した後にその日の気分で1つか2つ選ぶというのがミスドスタイルだった。

ただこの数年、有象無象のドーナツの中から一段階段を上がるものが現れた。エンゼルクリームである。砂糖がまぶしてある生地と中のクリーム、美味しい。二大巨頭から三頭政治に移り変わった。

こういうわけで、ミスドに行ったら一つしか選ぶ自由を味わえない。他のを選べばいいというのはほら、あの、なんか失礼にあたる。ただ、その分この選べる一つというのはかなり挑戦できる。だってそれを失敗したとしても安心と信頼の三つが残ってるんだから。

今日はダブルチョコレートにしました。

 

P.S.

ミスドでラーメンがあった気がするんですがまだあるんですかね。