5億年で何を極めるか

5億年ボタンという話がある。詳しいことは検索とかしてもらうとして、簡単に言えば押すと100万円(たしか)貰える代わりに5億年何もない空間に飛ばされるボタンの話だ。ただし、5億年飛ばされていた記憶は綺麗サッパリなくなるのではたから見れば押すだけで100万円貰っている形になる。

僕は多分メチャクチャ悩んだ挙げ句押す側の人間だとは思うけどそれはどうでもいい。今回は、もしその5億年ボタンの世界になにか1つだけ持ち込めるとしたら何を持ち込むだろうという話である。器具機械は壊れないし、消耗品は無くならないというご都合想定で。

5億年。1825億日にして4兆3800時間、262兆8000億時間。こうして数字にしてみるととんでもない。ひゃ〜となる。これだけの時間があれば、たとえどんなに素人であり、どんなに才能がなかったとしてもまあその道の最高到達点にたどり着くことができるだろう。それしか持ち込めないならサボることもできないし。何か1つだけ極めることができる。何を持ち込むか。

そんなことを風呂に入りながら考えていたんですが、3つまで絞り込みました。ピアノ、チェス、そして書道。どれもほとんど手を付けたことがないけど憧れがある。そして、その世界が広大すぎてどこから手を出すべきか分からないし手を出そうとも思ってもなかったやつである。これを機会にやってみたい。極めてみたい。まあそんな機会はやってこないんですけど。

でもこれはほんのちょっと考えた上での3つである。もっといろいろな候補があるはずだし、慎重に一つを選定すべきだと思う。だって5億年をそれと共に過ごすんですよ?本当に熟慮の末選ぶべきだ。ちゃんと考えたほうがいい。それこそ5億年くらい検討した方がいい。