辿り着いたので打ち明ける話

月末だからか、年の瀬だからか、はたまた休んでいたからなのかは分からないけど今日は珍しく仕事が溜まっていた。

そんなわけで電車に間に合わなそうになった。一本逃すと次のやつは30分後だ。そんなローカル線なので当然ちゃんとした待合室なんてあるはずもない。この寒空の下30分も待ちぼうけを食らったらそりゃもう終わりですよ。なんとしても逃すわけにはいかなかった。

駅まで普通に歩いたらおよそ10分、会社を出たのが17時57分、次の電車は18時05分。普通に考えたら不可能だ。どうにかして魔の時刻表トリックを使うしかない。会社を出た瞬間に走り出しました。トリックなんて結局は力技です。

颯爽と飛び出し耳にイヤホンをはめ華麗に駆け出した。ここまでは良かった。50mくらい進んだところでもう全身が痛かった。骨と関節の悲鳴がそれはそれは鮮明に聞こえた。足は重いし肺は完全にキャパオーバーになっていた。それでもなんとか1/3くらいまでヨタヨタと走り、限界を悟って歩きに切り替えた。切り替えても走りで蝕まれた体力は回復するわけではないので、もう必死の思いで歩いた。

おかげでなんとか駅にたどり着くことができた。できたはいいもののホームに向かう階段がキツすぎた。昔行った金刀比羅宮の階段位長いなと思った。ふくらはぎはつりそうになった。

こうしてどうにか家に帰り着くことができたわけだけれども、もう倦怠感がすごい。足は痛い。お腹減ったけど食べる気力がない。

 

来年の目標は日常的に運動をすることに決めました。