時間対抗30分体感時間レース(初稿バージョン)

さあ始まりました、時間対抗30分体感時間レース。ルールは至ってシンプル。30分の中で最も体感時間が長いのは果たして誰なのか。

それではまず出場者を紹介しましょう。

 

エントリーナンバー1

00分〜30分

 

エントリーナンバー2

15分〜45分

 

エントリーナンバー3

30分〜00分

 

エントリーナンバー4

45分〜15分

 

いずれも予選を勝ち上がってきた猛者達です。果たして最も体感時間が短いのは誰なのか。間もなくスタートです!

 

READY...GO!!

 

さあ一斉にスタートしました。最初は横並びか?3番が少し遅れているか?4番が抜け出した!4番が抜け出した!早い、早いぞ!そのまま一着でゴールイン!!勝ったのはエントリーナンバー4、45分〜15分です!

 

「30分という長さを感じさせない圧倒的な早さでしたね。ちょうど00分を区切りに、15分ずつに分けられるというのがやはり強みでしょう。中弛みがないというのも素晴らしい。文句なしの体感時間最短王です。」

 

二着争いはデッドヒートです。1番と2番、互いに全く譲りません!さあどちらが前に出るか。1番か、2番か!?おっと、1番がかわしたか!?そのままゴールイン!二着はエントリーナンバー1、00分〜30分です!

 

「30分という長さの基本みたいなものですね。純粋な30分に最も近いといえるでしょう。ただ、20分過ぎくらいに『まだ20分かよ〜』と思われて中弛みしてしまう点が、ウィークポイントとして出てしまいましたね。」

 

そして三着でエントリーナンバー2、15分〜45分がゴールイン!

 

「イマイチ本調子ではなかったかもしれませんね。一着の45分〜15分と同じく、15分で分けられそうな素質はあるのですが、やはり区切りが30分というのが少し厳しいのかもしれません。そして、こちらも35分辺りと40分辺りで2回中弛みの時間があるので二着をさらわれた、という形になるでしょうか。」

 

そして大きく遅れてエントリーナンバー3、30分〜00分がゴールイン。

 

「話になりませんね。時計の針が重力に引っ張られているのでは、というくらい進みません。40分くらいから5分刻みで中弛みが来てしまうのも大きくマイナスです。」

 

以上、時間対抗30分体感時間レースでした。