3月9日を9月9日に聞くとどうなるのか

『3月9日』レミオロメンの曲である。

元々は結婚式のために作られた曲だが、ドラマで使われたり3月というシーズンも相まって卒業ソングの定番となっている。

その曲を、3月9日から最も離れた今日、つまり9月9日に聞いたらどうなるのか。歌詞とどれだけリンクしないのか。

今回は、歌詞を一節ごとに検証して、リンクしていたら1点、リンクしていなくもないと言えたら0.5点、リンクしていなかったら0点としてリンク度を計算してみたいと思う。満点は16点だ。

あくまでも3月と9月の比較がしたいので、属人的な部分(※マークの部分)については今回は適宜省略する。

それではどうぞ。

3月9日/レミオロメン 作詞作曲:藤巻亮太

 

①流れる季節の真ん中で

②ふと日の長さを感じます

③せわしく過ぎる日々の中で

※私とあなたで夢を描く

①ちょうど今は夏から秋へ流れる季節の真ん中である。これはリンクしていると言っていいだろう。

②夏が終わり、秋に向かっていく中でどんどん日が短くなっていることを感じる。よってこれはリンクしない。

③僕個人としてはこの時期は忙しく過ごしているが、なんとも言えない。ただ、上半期の最終月なので忙しくしている人が多いという可能性はある。よって、リンクしていなくもないとしよう。

※僕には一緒に夢を描くあなたはいません。

小計:1.5点

 

ちょうどAメロがチュートリアルとしてちょうどいい感じでした。こんな感じで進めていきます。

 

①3月の風に想いをのせて

②桜のつぼみは春へと続きます

①今吹いているのは9月の風なので当然ノーリンク。

②桜はつぼみどころか葉桜になり、もうしばらくしたら色づき始める頃だ。こちらもリンクしていない。

小計:0点

 

①溢れ出す光の粒が

②少しずつ朝を暖めます

③大きなあくびをした後に

※少し照れてるあなたの横で

①今朝は雨だったので光の粒は溢れ出していなかった。ただ、晴れていたところもそこそこあるので半リンクとします。

②朝晩はだいぶ涼しくなってきていて、むしろ思ったより暖まってないな、火力が足りないなという感じだ。よってノーリンク。

③朝はみんな眠いので大きなあくびくらいする。

※私の横には誰もいません。

小計:1.5点

 

①新たな世界の入り口に立ち

※気づいたことは一人じゃないってこと

①3月は卒業、進級、転勤など新しい世界の入り口に立っている感じはするが、9月はあまりそういうイベントがないと思われる。少し厳しいがノーリンク。

※僕も一人じゃないと信じています。

小計:0点

 

サビはオール属人的なので省略。

1番計:3点

 

①砂ぼこり運ぶつむじ風

②洗濯物に絡まりますが

③昼前の空の白い月は

④なんだかきれいで見とれました

①②つむじ風が多く発生するのは春から初夏にかけてらしい。しかし、この時期に発生しないとは限らない。当然砂ぼこりが洗濯物に絡まる可能性も否定できない。よってリンクしていると言えなくもない。

③今日の東京の月の出は17時39分、月の入りは3時25分であり、どうやっても昼前の空に白い月を見ることはできない。(北海道と沖縄でも誤差は1時間前後)

④見えない月をきれいと思うことはできないし、それに見とれていたらちょっとヤバい人だ。

小計:1点

 

Bメロは省略。

 

①青い空は凛と澄んで

②羊雲は静かに揺れる

③花咲くを待つ喜びを

※分かち合えるのであれば それは幸せ

①秋の青空は非常に凛と澄んでいる。なんなら3月の青空よりも澄んでいるかもしれない。当然リンクしている。 

②羊雲は春から秋にかけて見られる雲ではあるが、秋の季語であるらしい。まあ9月は秋とみなしていいはずなので、これもリンクしていると言っていいだろう。

③秋や冬にかけて咲く花ももちろんないことはないが、それよりも枯れていく花のほうが多い。あまり喜ばしくはない気がする。よって、ノーリンク。

※僕は分かち合えてないので幸せではありません。

小計:2点

 

以下省略。

 

ということで、合計点は6.5点になりました。6/16なのでリンク率は37.5%です。これを高いと捉えるか低いと捉えるかは人それぞれです。

最後に言っておきたいことは、3月9日は名曲だし、やっぱり3月9日に聞いた方がより沁みるということです。