弁当の限界を勝手に決めていたのは僕の方だったかもしれない

職場では毎日仕出し弁当を食べている。

朝はギリギリまで寝ていたいし会社の近くにコンビニとかがないため実質的に選択肢はない。毎日温かい弁当を持ってきてくれるし値段もまあまあ安くて量もまあまああるので結構ありがたくはある。

あるんだけど。そこの弁当屋がファンキーというかフロンティアスピリットに溢れているというか、なかなかに個性的な弁当を持ってくる。

焼き魚や漬け物、この辺は普通だ。ウインナーやコロッケもまあよくあるものだ(僕はコロッケ食えないけど)。だけど、麻婆豆腐やもずくが入ってくるとなると話が変わってくる。こんなのは序の口で、串に刺さった丸ごとの焼き鳥とかパックに入ったまんまの豆腐とかも平気で入れてくる。かと思えば突然市販のお弁当用の冷凍食品を入れてきたりする。フリーダムすぎない?

中でも僕が一番驚いたのはタコワサだ。そう、タコワサ。タコとワサビと調味料を混ぜた酒のつまみとして有名なやつ。それが弁当に入っていた。最初は目を疑った。いや誰だって驚きません?タコワサがおかずカップにのってるの違和感がとんでもないよ。お前の居場所はそこじゃない、居酒屋の小鉢の中だ。

別にタコワサ嫌いじゃないんだけどね。実際弁当の中に入ってたのも美味しくいただいたし。ちょっとぬるまってたけど。とにかく衝撃がすごかった。僕がこの日記をつけ始めたきっかけの一部はこのことを書きたかったからかもしれない。

という出来事が3週間くらい前にあったんだけど、今週まさかの2回目のタコワサ、追いタコワサが来た。タコワサリターンズとなるともうこっちも受け入れざるをえない。なんかもう違和感も無くなってきた気がする。唐揚げ・卵焼き・タコワサ。これが令和のお弁当スタンダードになる日が来るのでは?

というわけでほっともっとさん、いかがでしょう?