悪夢の正体

人から聞かされる最近見た夢の話なんて世界一どうでもいいことで有名だけど、今日はそんな見た夢の話を書きます。

 

これは昨晩に見た夢の話なんだけど、久々に強烈なやつを見た。

定期的に悪夢は見るんだけど、大抵は細部に現実感がないやつが多い。サイバーパンクな世界で車が暴走するとか。緑色した世界で、エレベーターの中でナイフを持った奴に襲われるとか。

ただ、今回のは結構現実的だった。

季節は夏、田舎に帰っていた。周りは木々に囲まれているような2階建ての大きな家にいる。多分祖父母の家だと思う。そこには従兄弟一家もいた。顔は見えないんだけど、従兄弟の一家だなというのは認識できた。

別に僕の祖父母の家は2階建てではあるけどそこまで田舎にあるわけではないし、そこまで大きいわけでもない。従兄弟一家の顔も流石に分かる。この時点で現実的とは何なのかという話だけど、まあいいや。現実に即した登場人物というだけでなんとなく薄気味悪かった。

その家の2階から向かいの家を見ていて、向かいの家の玄関が真っ暗だった。多分真っ昼間の14時位で、明るいはずなのになんとなく世界が色褪せていて、玄関が真っ暗。そんな感じ。

あと、その時いた家も、向かいの家も、2階が全面ガラス張りだった。壁とかなくて全面窓ガラス。ベランダだけが突き出ていた。

視点が変わって、その向かいの家の玄関にいて、真っ暗な奥から従兄弟一家(顔が見えない)がぬーっと出てくる。そこで終わり。

 

正確にはまだ続きがあったはずで、そこからが本番の怖い部分だったと思うんだけど、夢だったからか、怖い部分に記憶が蓋をしているからか、何も覚えていない。

顔の見えない従兄弟一家、色褪せて見える世界、奇妙な作りの家、真っ暗な玄関などの要素だけがなんか残っている。なんか往年の洒落怖の導入みたいな記憶だけがある。

この夢のせいで今日は4時間弱しか眠れなかった。これは夢のせいだけではなくて、寝たのが朝の5時前だったせいでもあるとは思うけど。

 

この話には続きがあって、さっきなんの気なしにgoogle mapのタイムラインを見てみたら、今日の午前5時過ぎ、まさに寝ている時間になぜか

 

餃子の王将に行っていることになっていた。

 

 

なんで?????

いや、百歩譲って祖父母の家とか、よく分からない山の中とかならまだ分かるよ?ちょっとしたホラーとしてきれいにまとまるよ?なんで王将?昨日の晩飯に行ったから?訳分からなすぎて怖いって。