世界の見え方が一変するような出来事

に出くわしたことはありますか?

僕はあります。今年のGWにそれは起こりました。

 

僕は目が悪い。両目とも(特に左目)生まれついての酷い乱視の上に両目とも(特に右目)近視も酷くなっている。簡単にまとめると

左目:視力0.7 とんでもない乱視 そこそこの近視

右目:視力0.05 そこそこの乱視 かなりの近視

といった具合である。

しかも昔眼科にかかったとき、角膜が歪んでると言われ精密検査を受けさせられた。(結局特に問題はなかったけど。)医者に「日本一珍しいくらいの目してるね」と言われたときには喜んでいいのか悲しめばいいのかよく分からない感情になった。その上逆さまつげである。あと目が細い。

目ポーカーだったらロイヤルストレートフラッシュレベルの目をしながらも僕は裸眼で通していた。学校で健康診断があって「矯正器具の着用を推奨します」と言われても裸眼で過ごしてきた。その原因は言ってしまえば簡単で、上で書いたみたいに左右差が大きすぎるのである。そのためちゃんと矯正しようとするとつけるだけで頭が痛くなるメガネというちょっとした拷問器具にならざるを得ないらしい。ので僕はこのボヤケた世界で細い目をさらに細くして生きてきた。

去年、ようやく免許を取ろうと重い腰を上げようとしたとき、突然この問題に直面した。20年以上裸眼で過ごしてきたので完全に慣れていたけど、よく考えたら僕はとんでもなく目が悪いし視力検査をクリアできないという事実に気づいてしまった。慌てて眼科に言ってギリギリ検査をクリアできるくらいの眼鏡を作ってもらったが、それでもつけると頭が痛くなるので運転するときくらいしかつけてなかった。

そして今年、社会人になった。社会人になると文字を見る量が段違いで増えた。さすがに毎日眼鏡をつけるようになって頭が痛くなることもなくなったんだけど、今度は新たな問題が発生した。マスクと眼鏡、相性悪すぎ問題である。

眼鏡feat.マスク、すぐに曇るし耳への負担が尋常じゃない。僕は外出するときイヤホンをしているので耳で大渋滞が巻き起こっていた。顔の付近にあって物を引っ掛けられそうな形状をしているだけであそこまでの負荷をかけられる耳には同情の念を禁じえない。

そのストレスに耐えかねてGWにコンタクトを作りに行った。そこでもソフトレンズでは矯正しきれないので初手からハードレンズをつけることになったという下りがあったけど長いので割愛。とにかくコンタクトをつけることになった。

 

世界が一変した。僕がこれまで見てきた物はこんなにクリアに見えるものなのかと思った。いや、今までの僕は見ていたというよりなんとなく認識していたに過ぎなかったのかもしれない。すごい。文明の利器ってサイコー。

 

こうして世界の見え方が360°変わったことを今日サウナに行くために久々に裸眼で過ごして思い出しました。