ツッパれない者達の生きる道

洗濯機の前に突っ張り棒をツッパらせている。洗濯物を干すときにハンガーをかけておいたり、あとはタオルとかを干しておいたりするので重宝している。今ツッパっているやつはすごくいい。たくさんハンガーをかけてもびくともしないし、ズレることもない。非常に重宝している。今のやつは。

今ツッパっている突っ張り棒は2代目だ。初代は先日無事に解雇された。ちょうど一年前くらいに買ったやつで、金をケチって耐荷重もよく見ないまま百均で買ったために、それはそれはツッパれなかった。

ちょっと重いものをかけたらすぐに落ちたし、手を引っ掛けただけですぐズレた。だんだんこれくらいなら落ちるなというのが分かってきて、丁度これで落ちるだろうと思うものを引っ掛けて、予想通りに落ちたときはニコニコしていた。いや笑い事じゃないんだけど。

こんなことを一年繰り返して、やっと気付いた。これは突っ張り棒の意味がないなと。そんなわけで、ちゃんと耐えられるしズレないやつを、しっかりした値段を出して買ってきた。千円もしなかったけど。こうしてストレスフリーな突っ張り棒ライフを手に入れた。

しかし、ここで問題がある。初代突っ張り棒の処遇についてだ。今回は用途に見合った耐荷重をしていなかったためにお役御免となったが、まあ突っ張り棒として壊れたわけでもないし普通に使える。捨てるのはもったいない。というか材質が何で出来てるか分からないし、無駄に長いのでゴミ袋に入らないから捨てられない。こいつどうすればいいんでしょうか。

とりあえず今は扉の前にツッパらせて暖簾をかける作業の途中ですオーラを出す仕事をさせています。
f:id:minefoolman:20220706204658j:image